銀河を駆ける猫

□船内案内。後編
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艦内の案内も無事?に終わり、居住区に戻ってきた俺たちは最後にリコの部屋の前に来ていた。


リコ「ここが私の部屋です。
ちなみに隣がカルーアさんの部屋、その隣がナノちゃんの部屋で、反対側にはリリィさんの部屋があります。」


『(リリィさん…?)』

リリィさんって誰?


俺がそう思っていると


カズヤ「ねぇリコ、そのリリィさんって誰なの?」


カズヤが俺も思っていた事をリコに質問した。


リコ「あっ!すみません!言い忘れてました…リリィさんは私たちと同じエンジェル隊のメンバーですよ?」


カズヤ「売ェええ!?まだ隊員っていたんだ…;」


リコ「はい。
リリィ・C・シャーベットさんです。
暫定的にエンジェル隊の隊長を務めていらっしゃるんですけど、少し前に正式な辞令が出たので手続きの為に、今はセルダールに戻っています。」


『セルダール…。』

セルダールって確か、NUNEの本星で剣の惑星って呼ばれてるんだっけ?


カズヤ「戻ってる?」


リコ「はい、リリィさんは元々はセルダールの騎士さんなんです。」


カズヤ「売ェセ、セルダールの騎士ぃ!?」


『なんだカズヤ、セルダールの騎士ってそんなに凄いんか?』


カズヤ「当たり前だよ!
剣の星セルダールで騎士の称号を取るのってすごく大変な事なんだよ!?」


『へぇ、そうなの?俺EDEN出身だからよく知らにゃいんだけど…;』

確かEDEN出身って設定だった…筈…;


リコ「売ェえっ!?神谷さんもEDEN出身なんですか?私もなんですよ!」


『へぇ、そうなんだ♪』


その後俺はリコと暫く話ていた。



カズヤを無視して…








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