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【荒練り (あらねり)】
 
粘土をしなやかにし固さを均一にするために欠かせない作業。

3回以上繰り返す。
 

【カオリン (かおりん)】
 
磁器の素地の主原料である白い粘土。

【還元炎焼成 (かんげんえんしょうせい)】
 
窯中の酸素の量を減らして、二酸化炭素の多い炎で焼く(不完全燃焼の状態)。

こうすると素地や釉のなかの鉱物の酸素が失われて(還元されて)、固有の色が出る。
例えば銅は還元されると紅色に、酸化されると緑色に発色する。

ここでは還元と略して表示

【菊練り (きくねり)】
 
粘土を折り重ねるようにして菊のような模様をつくる。

土の中の空気を抜く作業で、ここで空気を抜かないと焼成したときに膨張して割れる原因になる。
 

【辰砂 (しんしゃ)】
 
銅を加えた釉薬を還元炎で焼成し、赤く発色させたやきもの。

【陶器 (とうき)】
 
粘土質の素地を焼成し、釉を掛ける物と掛けない物がある。
非透光性で、磁器にくらべ吸水性がある。

【どべ (どべ)】
 
粘土同士を接着したり、ひびを直したりする、いわば陶芸の糊で、
電動ろくろなどを使うと余る土など、粘土を水でよくかき混ぜられたような状態の物。

お好み焼きで使う水で溶いた小麦粉くらいの固さがちょうど良いらしい。


 

【釉薬 (ゆうやく)】
 
陶磁器の表面にかけられた薄いガラス質の層。
装飾と硬さ、緻密性、平滑性をもたせ吸水性を無くすために施される。

 

【ロクロ (ろくろ)】
 
人力や動力によって回転させて使う成形のための機械。
回転する円盤の上に陶土や磁土を置き、引き伸ばしながら形をつくる。

 



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