結界師

□心配・安心
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兄貴が家を出て行った。





======心配・安心======





あいつが家を出て行って、結構悩んだり、心配した。



俺のせいで家を出なくならなければいけなくなったのか?

俺のせいで自分の居場所をなくなったのか?



聞きたい事がたくさんあった。



ちゃんと、飯食ってんのか?

皆に嫌われたりしてないだろうな?



聞きたい事がたくさんあるのに聞けれない自分が悔しかった。









何年か経った


あいつが帰ってきた。


...何食わぬ顔で、元気な姿で、

俺の事なんかちっとも考えていないように、

正直、心底むかついた。






せっかく人が心配してやってんのに、

いろいろ聞こうと思ったのに、

そんな面下げて帰ってくんじゃねーよ。







...安心するじゃねーか。






「ただいま、良守」





*追伸*

 何だか思ってたのより違う感じになりました。
本当は、兄貴が好きで好きでたまらないという感じの小説を書くつもりでした。
 ってか小説短くね?短けーよ!!

※苦情は一切受け付けておりませんので。

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