mein

□春の風
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土の匂い拾う
春はまだ青く
君と集めだす夢が
早足になる

何年も見てきた
生き方のように
流れ流されはしない
置時計のよう

誰が為に生きる
名前のないこころ
君は逆らうように
止まりもせず

言葉では届かないもの
君は届けてくれた
諦める理由を人は
語りたがるものだから
夢を箱にしまい込んだ
鍵はきっと今でも
もう一度開けられる日を
待ち続けているはずだから
 

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