story
□ティエリア流バースデープレゼント
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ハッピーバースデーアレルヤ。
ティエリア流バースデープレゼント
ことのはじまり。
それはアレルヤが目を覚ましてからだった。
起きると枕元にメモ用紙に殴り書きしただけの紙きれが置いてあった。
「…手紙?」
こんな紙きれを手紙というあたり、アレルヤらしい。
自分への、手紙。
なんでわざわざ枕元に?
重要なことなら直接言えば良いのに…。
重要なことなら尚更手紙にして伝えず、直接言った方が良いだろう。
少し不思議に思いながら紙を読むことにする。
手紙には
”今日用事を全部済ませたら
食堂へ来ること!”
と書かれていた。
今日は特に大した用事もない。
朝食もまだだから丁度良い。
ついでにその用事も済ませてしまおう。
そう思いアレルヤは食堂へ向かった。