Shortstory

□毎日がハプニング!?
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ある晴れた昼下がり。俺は1人で市場まで夕飯の買い出しに来ていた。
レナートは相変わらず傭兵の仕事を続けていたが、今日は確か早く帰ってくるはずだ。

「久しぶりだし…ホルシード料理に挑戦しよっかな」

毎日のように市場に通っていたら、最初は物珍しさから遠巻きに見ていた人達も今では気さくに話しかけてくれるようになっていて、更にレナートと一緒に住んでいるとバレると、おばちゃん達が我先にとレナートの好物を教えてくれたのだ。

こんな所でも彼の人望の厚さがよくわかる…それが自分の事のように嬉しくて、ついつい長話をしてしまうのが楽しかった。

しばらく市場の中をうろうろしていると、ある異変に気がつく。


さっきからずっと、俺の後ろ…少しの間隔を空けて小さな子どもが付いてきているのだ。
そりゃあ金髪の多いホルシードでは俺の黒髪は目立つかもしれない。でも服だってとっくに学ランからホルシードの民族衣装に着替えてるし、こんな小さな子が元アダムの息子って知っているとも思えない。
1人でグルグル考えていると、小さな手が俺の服をそっと掴み…




「ママっ!!」




…とんでもない事をサラリと言ったんだ!!!!



一体どーなってんの!!??
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