BL話

□※〜バットエンド・刹那〜
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そして、運命の日がやってくる

舞い踊る血は彼の命の最後を知らしめる
嗚呼、満足だ


代わりはいくらでもいる


今は彼の血に浸かり、首を愛でていたい・・・


しかし数日後、彼は後悔を知る


『感じない』


何をされても彼が生きていた時ほど感じない
人を殺す回数が増えた



「べらみー」



呟いた言葉は空に消えた

後ろから大きな体に抱き締められる

バーソロミュー・くま

『彼の代わりだ』


「きもちよくない」

「ドフラミンゴ」

「くま、俺、おかしいんだ」


こんなこと初めてで、分からない



「苦しい」




もう二度と戻らない恋

初恋

痛いよ、苦しいよ



「べらみー」




彼は止まらない涙を流した




〜バットエンド・刹那〜


もう1話作ります
次はグッドエンド



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