02/09の日記

21:46
はい、どうも
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18歳の子供に『愛想が悪い』と告げられた柊ですこんばんはwwww
そうですか、愛想が悪いのはアンタにだけだと気付けばいいのに←

はてさて。
放置にもほどがありますよね…マジで。
壱年計画にもほどがあるww
とかなんとか言いながら水面下では一応活動中、
だがしかし
表面にでてこない。

どうしよう、
このまま埋没したいww

書けども悲恋ばかりなんだが…
長編を進めるにも1頁づつでは何とも亀。
うーむ、

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21:39
違えることは無い、
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いつかみた夢の中で、
自分自身はいつだって血にまみれていた

――それなのに何故








からん、

乾いた音が鳴る
不意にそちらへ視線を向ければ、寂しそうな背中が一つあった

その小さな手でいくつかの石ころを弄んでいて、狙いをすましたように…どれくらい離れているだろうか、城壁の上で戯れている鳥のすぐそばに投げ込んでいる


からんからんと鳴る度に、驚いた鳥がぱたぱたと飛び立つのが見えた

―――まったく、しようのない事をしている、


そう溜息を吐いて、彼女の名を小さく呼んだ
彼女との距離はそう離れてはいないが、普通の女中には聞こえない距離と声の大きさだ

…しかし、彼女の耳には届いているだろう


ぴくりと小さく肩を震わせ、石ころを弄ぶ手を止める。少し悩んだ風な気配を見せてから、彼女はゆっくりと振り返った






「…幸村様」
「何をしている」
「…何も?」




俺の問いに首を傾げながら小さく答えたが、それではまずいと思ったのか、彼女は少し居心地が悪そうに項垂れ、ちらりと俺を見る

まるで叱られるのを分かっている幼子の様な行動に思わず頬を緩ませたが、佐助の言葉を思い出して、慌てて顔を引き締めた


じっと彼女をみやり、『此処へ来い』と目で合図をすると彼女は音もなく俺の目の前に跪くようにして現れる

手の届く場所に来た彼女を見下ろして、もう一度名前を呼んだ




少し眉尻を下げた表情がなんとも愛らしい、が、ここで甘やかしては後で叱られるのは俺の方だ(誰に?勿論佐助に、だ)

唇を真一文字に引き結べば、そろりそろりと顔色を窺うように下から覗き込む彼女がぴくっと肩を震わせた




「俺が何を言いたいか分かるか、」
「…先日の、潜入捜査でのお話でしょうか」
「あぁ」




とりあえず、的は射ている
迷うことなく頷けば、彼女はしおしおと小さく縮こまるようにして身体を竦ませ、少し涙声になりながら言葉を続ける

『…申し訳、ありませんでした』
と掠れた声が聞こえる

恐らく、俺に怒られる前に、こっ酷く佐助に絞られたのだろう…此方が怒る間もなく彼女は既に泣きそうな表情をしている





―――これでは怒れる訳がない

心の中で小さく呟いて、後々佐助に叱られる自分を想像しながら溜息を吐いた



「叱っている訳では無い」
「しかし…」
「佐助が言ったことは恐らく正論だ、指揮権はあいつに任せてあるが…」



俺が言いたいのはそんな事ではない
そう続けて、彼女の前にしゃがみ込んだ

同じ視線の高さにきょとんとした丸い目に、情けない顔をした自分の顔が写りこんでいるのが見える



「危険だと分かっていて、何故引かなかった?」
「それが真田のためだと思ったからです」



迷いなく答えた彼女が愛おしくて、いじらしくもあった…その半面、切なかった





『俺のための』彼女ではないということに。

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