お題

□『最後に』
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泣かないで。
もう君の涙を拭う事さえできない手。
届くことのない僕の声。

僕は、君に何をすることが出来たかな。
側にいた意味があるのだろうが?

結局君を苦しめる存在でしかなかった。


もし僕の声が届くとしたら君に謝りたい。
そして忘れてほしい。

(でも、本当は忘れてほしくない。薄れゆく意識の中確かにそう思ってしまったんだ。)



08年1月15日


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