儚い緑
□甘い甘い蜜の香り
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ルークは、甘い物が好きでしょうか?
と言って悩んでも、僕は料理が出来ませんし…
………パンケーキなら、出来るかも知れません……
作りましょう!
パンケーキ!
「調理開始です!」
………3時間後………
「出来ました、蜂蜜たっぷりの甘い甘いパンケーキ!」
満面の笑みでこのパンケーキを見つめていると、後からからルークの声がして…
「おっ、上手そうじゃん!」
パンケーキをパクりと一口食べてしまった。
「…甘い…」
「あっ、甘いの嫌いでしたか?」
慌てる僕の耳元で、低くて、甘い声が聞こえた…「大好き」…って…。
嬉しい、大好きって…言われちゃった…。
「ルーク」
僕は小さくて呟くと、ルークは顔を除き込んできた。
「……っ!」
そっと口付けをし、次は濃厚で深い口付けを…。
「やっぱり、甘いですね」
二人はクスクスと笑いながら、甘い甘い一時を過ごしましたとさ…。
end