儚い緑
□届かない2
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「イオン、おーい、生きてるか〜?」
んっ、ルーク…?
…………………!!!
「ルークっ!」
「何だよ?」
ルーク、これはルークなのですか?
小さくて、小さくて、ぷにぷにしている此が…ルークですか?!
そんな事を考えていると、小さなルークは僕に抱きついて来て…
「なぁーなぁー。イオン、一緒に遊んで?」
小さなルークは、僕のお腹辺りに顔をうずくめる。
可愛い
でも、何故でしょう…?
何か足りない。
「なぁなぁ、イオン、俺と一杯一杯遊ぼうぜ?」
上目遣いで……
可愛いけど……ってな?
「俺、イオンの事、好き」
好き?
ルークが僕の事を?