□君と僕との”ハロウィン"
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俺、真選組局長近藤勲。
もっか独身ながら、恋人一人、想い人一人。
恋人が居て何故想い人も居るかって聞かれても・・・俺自身判らない。
でも、想い人はスナックホステスのお妙さん。
とっても美人だけど、気が強くて俺はいつもお妙さんの愛の鉄拳を受け幸せなんだ。
そして、恋人は俺の親友で真選組副長の土方十四郎・・・これは、誰にも秘密なんだ。
だって、真選組のトップ二人が出来てるなんて判ったら、隊士達には示しがつかねぇし、攘夷浪士につけこまれるのが落ちだからなぁ。
俺はトシが可愛いくて、可愛いくて仕方が無い。
あいつは世間じゃあ”鬼の副長”なーんて云われてるが、俺と二人きりの時はゴロゴロと喉を鳴らして懐いてくる猫のようで・・・食べちゃいたい位なんだ。
まっ、食っちゃってるけどなぁ。
しかし、俺の気持ちはトシには秘密。
俺がトシの事好きだなぁーんて知ったら・・・、俺の体がもたねぇからなぁ。
トシは俺の事大好きなんだ。
それは、毎日毎日俺に”好きだ””愛してる”なーんて言ってるからなぁ。
「ふーん」
って、俺は気のない素振りをするんだが、すると
「近藤さんは、俺の事嫌いなんだぁ」
とか言って拗ねちまうんだよなぁ。
それが又可愛くて可愛くて、押し倒しちまいたいんだが、其処をぐっと我慢する。
トシの奴は瞳をウルウルさせて、俺にピトッて抱きついて甘えてくるんだ。
俺の事押し倒して、俺に思いっきり奉仕してくれるんだよ。
そんなトシの姿を想像すると・・・うっ、ヤバイ・・・俺の下半身がモゾモゾして来る。

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