Extra Stories

□Priencess IN Water 2
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アスランのことを嫌いって言う人はほとんど分かれる。

自分に自信がなくてうらやましい、と妬む奴。
好きなくせにみんなと違うことを言い、嫌いと言うやつ。


今、嫌いだと言った子もどっちに属する人だろうと思った。

男のヒスはみっともない。


「ミーアさん?」
振り返るとラクスが立っていた。
「どうされたんです?」
「ラクスこそ…」
「ここが会議室なんですの。」
指指したのは今、アスランを嫌いと言った男がいる部屋だった。

「ふーん。なんかアスランが嫌いって…」
「え?」
ラクスが中を見るといきなり笑い出した。

「な…何よ?」
「あれはカガリさん。アスランの友達の妹さんですわ。」

「え?!女だったの!?」

「カガリを男と?」
「ええ。あんなにかわいらしい方なのに」
「だって…話し方も男っぽかったし…」

今までさっき嫌いと言ってたカガリ・ユラ・アスハとアスランの友達というキラ・ヤマトと夕食をした。


二人が帰った後、お茶を飲みながら話した。

「まぁ。でも確か、アスランも最初男と言ってカガリちゃんに…」
「母上!!」

アスランは慌てた。

「何?」
ラクスに聞いた。
「グーで殴られたんですわ。」
「ラクス!!!」

「えー!!アスランを殴るなんて信じられない!!」
「ミーアもあまり言うな…」


「でもカガリさん、夏休みもずっとアスランに付きっきりで看病なさって」
「何それ?」

みんなあっと言う顔をした。

「何?アスランどこか悪いの?」
「いや…ケガしただけだ。」
「ケガ?だから夏休み来なかったの?」
「ああ…」

それであの子が看病って何?
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