Cage
□Ira
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こんな事がなければ
怒りを覚えずにすんだのに
あなた達が出した答えに
わたしは悲しみよりも
怒りを覚えたのです
それを原動力にするほど
わたしは愚かではないと
そう思っていた
意地でも探し出してやりたい
意地でも噛み殺してやりたい
そしてそこから
流れ出る血液を
啜ってやりたい
全てが嘘だった
偽りだった『祝福』
偽りだった『信頼』
あなたたちの世界で
わたしは異種なる存在
あぁ、そうだね
あなたもわたしも
確かに存在した愛も
すべてが迫害された
あなたの声がもう聞こえない
怒りに身をまかせ
あの星を嘆かせる
そして、わたしを…
いや妻を殺した
彼女の同種族(どうぞく)に
わたしは天罰を下す
あなたは天国(そこ)で…
笑っていますか？
*END*
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