白昼夢
□マギ夢小説-最後の最後に一つだけ-
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「王宮内で何をされているんですか…神官殿…」
「お、白龍」
「そのような行為は自室でやってください…」
浅い微睡みから醒めたルコはまだすこし覚醒しきれていなくぼーっとした表情で周りの状況を確認する。
「………」
白龍はその様子を限りなく優しい目で見つめる。
「なに見とれてんだよ!!」
ジュダルは白龍の背中を力任せにバンバンと叩く。
「みっ、見とれてませんよ!」
「嘘だな。ま、気持ちはわかるけどなー。」
「…あ、白龍…?」
少しあわてているルコに対しそれが可愛いというかのように微笑し白龍はその場を去る。
「見られた…///」
赤面しながらジュダルの胸板にしがみつくルコにジュダルは頭を撫でた。
「なんか…
おまえ、撫でたくなる頭してんな」