白昼夢

□マギ夢小説-最後の最後に一つだけ-
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煌帝国無事到着。


ふと思う。

―――あの人達は大丈夫かな…


「…今あそこにいた人間共の事考えただろ」

「…!? そ、そんなことないよ…っ」

「…」

ジュダルは特に何も言わず私を見下ろしていた。

「…痛いょ」

「どっか怪我でもしてんのか?」

「視線が…痛いよ。」

「…見せてみろよ。」

そう言うと、私の両腕を掴み壁に押し当ててきた。

ドン、と背中が当たり、その衝撃で「んっ…」と少し声を漏らす。

「これのどこに傷があるんだよ。」

薄く笑い、その陶器のような白い肌を
舐めるように見渡す。

「あんまりみないでよ…」

赤面しながら斜め下に視線を投げるとジュダルの手が右手首から離れ、顎を持ち上げられた。
自由になったルコの右腕を許さないとでも言うかのように片手で両手を絡み取り上に縛る。

「……綺麗だ」

そして、

その薄く赤い唇に



――愛を移した…
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