さようならと……(長編)

□新しい生活
1ページ/3ページ






あの日から数日


チャイナ娘は千鶴と同室、俺と総悟と眼鏡が同室になった。
異国文化がない為、隊服には無理があるということで、各幹部に借りることになる。
元来そちらが多かったため、俺たちは便利だが問題はチャイナ娘だ。
和服を着たことがないチャイナ娘だが、居候な上チャイナドレスは目立つため、今は千鶴が着せている。
ただで住ませてもらうのはということで、隊士として働くことになった。
眼鏡は基本的に家事をする方が多いが。
俺は歳三の仕事を手伝っている。
向こうでも総悟の後始末をよくやっていたせいか、机に向かう仕事の方が比較的楽だ。
因みに歳三という呼び方は、後で各々の名前が似すぎて呼びづらいということで決まった。
沖田コンビは揃うとろくなことはなく、よく問題を起こして帰ってくる。
チャイナ娘は千鶴と屯所待機だ。
チャイナ娘は戦力にはなるが、天人だとバレるのはヤバいということで、戦えるのを伏せている。
ただでさえ何が起こるか分からない世界。
さらにはチャイナ娘が夜兎だということもある。
夜兎は太陽に弱い。









 
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ