さようならと……(長編)

□夕暮れ時と君
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それは





ある日突然起こった





最近、浪士どもが怪しいものを売買している

と。
そんな情報が真選組に入ってきた。
怪しいものを作っているのも、売っていることもいつものこと。
そんな甘い考えで浪士どもを捜していると、とんでもない情報が入ったのだ。
きっかけは最近頻繁に起こっている行方不明事件。
対象は攘夷浪士ども。
それを山崎に捜査させていたのだが。
そのときに怪しい機械の話が出てきたのだ。
さらに探らせると、その機械はタイムマシーンだと言う。
昔ならあり得ないの一言で終わっていただろう。
だが今ならあり得る。
天人が到来して、高度な技術が広まったこの現代なら。
一般人に被害が行く前に逮捕するため、総動員で噂の攘夷浪士どもを捜して1ヶ月。
ようやくアジトを突き止めた。
場所は港。
いかにもな場所にいたようだ。
討ち入りの時が来た。
隊士たちをいくつかに分けて配置する。
入り口付近と出口、逃走経路に使われそうな道路や海に振り分けた。







 
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