桜歌2

□止まらぬ時と桜
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「そのお話はお受け出来ません、私には好きな方がいるので」

私をいとおしそうに呼んでくれる彼。
こんな二百年近くに渡る恋心を、そう簡単に諦めるわけにはいかない。

「失礼させていただきます」

そう言ってその場を去った私は知らなかった。






その後





あの人が彼に





電話していたなんて





 
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