③ASネタバレ有
□お揃いのモノ
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【おまけ】
「一緒に暮らすとなると…まずはベッドだね。ここ、ベッドないし」
「そうですね」
「調べる前に…ハルカ、こっちきて」
「？」
「ほら、ここ座って」
「えぇと、どこに座れば…？椅子は藍くんが座っていますので…」
「ここだよここ」
「え、えと…あの…まさか太ももの上、ですか？」
「まさかもなにもそれしかないでしょ。君に空気椅子やれなんて言わないよ。ショウには言うけど」
「私、重いので！！！藍くんの太ももがつぶれちゃいますっ」
「君の体重はよんじゅ…むぐっ」
「い、言わないで下さい！というかどうして知っているんですか…！」
「…何度君を抱っこしていると思っているの。ちなみに抱っこの度に体重のデータは更新されているからね」
「えぇ！？そのデータは今すぐ削除願いますっお願いします…！」
「イヤだね。君に関するデータ収集は歌を歌うことに次いで重要項目だし」
「そ、そんなぁ…」
「早くして。時間が勿体ない」
「きゃっ……うぅ、重くないですか？」
「重い」
「グサッ…」
「嘘、君を重いなんて思ったことないよ。さて検索しようか」
「…ひゃぁ！あの…、藍くん…っ」
「何？」
「検索するのにどうして私の胸を触るのでしょうか…ひゃんっ」
「バッテリーに不安があるから少し充電させてもらうよ」
「え…っ」
「ボクの元々のバッテリーじゃなくて【ハルカバッテリー】がね」
「～～～～っ、（藍くんそういうのどこで覚えてくるんでしょうか…？寿先輩あたりかな…）」
おしまい。