時神になっちゃいました
□第五話
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『え…』
なんで私こんな所に…
優亜がいるのは高校の教室のど真ん中。
スクールカバンもちゃんとある。
窓の外を見れば日はすっかり落ち、月が昇っていた。
いつの間にか寝ちゃったのかな?
でも、そしたら誰かしらが起こしてくれるはず…
んー…
とりあえず帰らねばと立ち上がった。
響き渡る足音、夜独特の寒さ。
全てが夜の学校の不気味さを醸し出している。
さすがに怖いかも…
肝試しの時のように優亜はダッシュで校内に出た。
ガチャ
「ただいまー」
自宅に着き、いつも通り家の中に入っていく。
だが少しだけ違和感を覚えた。
それから夕食をし、お風呂に入り、自室でマンガを読みながらくつろいでいた。
読むマンガは決まっている。
もちろん“神様はじめました”だ。
本当にこれが好き過ぎて大変なのだ。
下手したら悶え死ぬかもしれない。
たまに…凛々しい奈々生に、かっこよすぎる巴衛。あ、ちなみに私は長髪派。短髪も好きだけど。
チビ巴衛も捨てがたいな!!
あ、これ 以上好きなところ言ってたらキリが無いや
1ページ1ページきちんと読む。
これは作家さんへの最低の礼儀だと思うから。