Royal Heart

□#01
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夏休みに入って2週間ほど経ったある日。

燦々とした太陽の下と優雅に飛ぶ…


『ねえ、mom。 あれ、梟よね?』


梟を発見した。


「そうよ、梟」


それを平然と答えるmom。


『ねえ、こっち来てるよ?』


「窓を開けてあげなさい」


母よ、どうしてそんなに平然としていられるの?!!


「ほら、早く」


早く、と言われているが、夜行性の生き物が太陽の照りつける青空を飛んでいる事と平然としていられるmomに驚きを隠せず、#name#は佇んでいた。


「もう、疎い子ね」


momはそう言うと窓を開けた。

そして生温い風と共に梟は我が家にやってきた。


「いい子ね〜、お手紙ありがとう」


梟はmomに手紙を渡すと来た道を戻っていった。


一体何なのよ…。


「ルルカ宛てよ」


『え? まじで?』


「マジよ」


ん? ルル宛なのよね?
……なんでmomが手紙開けてんのよ。


『返して!』


ルルはそう言って手紙を奪った。


『……ほぐわーつ? 何それ』


「さすが彼とあたしの娘ね〜、そろそろかと思ってたわ〜」


だから、ほぐわーつって??
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