ミズノオト
□10話
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「いっけー!いけいけいけいけ真琴!!」
戻るともう真琴の試合が始まっていて、みんなは応援していた
「おっせーおせおせおせおせ真琴!!」
「声がちせー!!もっと腹から絞りだせ!特に怜!!恥ずかしがってんじゃねぇ!」
「っはい!!!」
『真琴、頑張ってるね』
「……。」
『ふふっ』
渚達のそばまで行くと、私も応援した
『いけー!!真琴ぉー!!』
「ああ、マコちゃんおしい!優勝タイムにギリギリ届かない!」
「あともうちょっとで決勝に行けたのに!」
真琴は惜しく2位だった。
「よーし、次は僕の番!」
「おう、がんばってこい!」
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「くぅ〜だめだった!!」
「惜しかったな」
『良く頑張ってたよ!』
渚も真琴と同じく2位だった。
そんな渚の肩をポンポンと叩く
「いよいよ僕の出番ですね」
「怜ちゃん大丈夫?」
「任せてください。こう見えて本番には強いですから」
『ゴーグル忘れないでね!』
「忘れません!」
怜ちゃんはスタート位置へ行った
そしてスタートの合図が鳴り、一斉に飛び込む
「おお、完璧なフォームじゃねーか!」
『さっすが怜ちゃんだねぇ』
「あれ、怜君ゴーグルが…」
「あ!!ずれてる!」
「飛び込んだときにずれたんだ!」
『怜ちゃん本番なのにギャグのつもり!?』
「いや、違うだろ。」
「2人とも何してるのー!応援してよ!」
渚に怒られ、怜ちゃんの応援し始めた
てかあの遙がツッコミを…!?
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