ミズノオト

□6話
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夜、遙と真琴と私、渚と怜君で別れて寝ることになったが渚は嫌らしい





「僕蒼ちゃんとハルちゃんとがいいなぁ…」


『私はどっちでもいいよ…眠ればそれでいい……ふぁぁ〜」





眠すぎて目が半開きになっているよ





「じゃ、あみだくじで決めようか」


「さんせー!」


「ここの砂に書けばいい」






結果、遙と渚、真琴と怜君と私で寝る事になった。






『怜くーん、なんでそんな隅っこにいるんですかー」


「な、なんでもないです!」






テントに入り、右側に怜君、真ん中に私で左側に真琴がいるが怜君はさっきから向こう向いて私から離れてる







『真琴、私怜君に嫌われてるのかな…』


「そ、そんなことないですよっ!」


『本当にー?』


「はい…ただ女性と一緒に寝るのは始めてなので、その…」


『うわぁー!怜ちゃん可愛いー!照れなくてもいいんだぞ!男だと思っていいからね!』






チラッとこっちを向いた怜君…いや、怜ちゃんは顔を真っ赤にし、可愛かったため思わず抱きついた







「無理がありますよ!!というか抱きつかないでくださいぃっ!//////」

「こーら、怜が困ってるだろ?」

『ふぇーい…うし、寝よっか!』






怜ちゃんを離し、テントの真ん中に寝っころがり、ポンポンと両隣を叩けば2人も寝っころがった









『ん…あれ……』





目が覚め、隣を見てみると怜ちゃんの姿はなかった。テントを出てみると怜ちゃんがビート板を持って立っていた






『怜ちゃーん…?なにしてるの〜…』


「蒼先輩!?…こ、これから海に……」


『…夜の海は危ないよ?」


「問題ないですよ!」


『う〜ん……じゃ、私もついてく!』






服の下に水着を着ていたためそのまま服を脱いでテントの横に置く






「先輩…いいんですか?」


『いいよいいよ、れっつらごー!』









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