ミズノオト

□6話
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泳ぐ前に真琴が特訓メニューを説明する。
ここから見える3つの島の間を泳ぐのが今回の特訓。





「それぞれの島の間の距離は約1キロ。合計すると1セット4キロの遠泳と1キロのランニングになる」






初日はそれを3セット泳ぐのが目標らしい。
うん、地獄だね。合宿が終わったらガリガリになってないかな





「怜と蒼には別メニューを用意してる」


『ちょっと。怜君は初心者だからわかるけどさ…なんで私まで!?』


「だって蒼は女の子だし……」


「そうだよ!何かあったら大変だよ!」


『むっ。私をなめんな!真琴達と同じ練習がいい!』


「はぁー…わかったよ」


「僕も皆さんと同じで大丈夫です。遠泳の理論は完璧に叩きこんでましたので」





怜ちゃんはいつものように眼鏡をくいっと上げたが眼鏡はかけてなかった






「理論がいくら完璧でも、海は危険だから同じメニューでやるならビート板かヘルパーを…」


「選べ。」





遙はいつの間にかビート板やらを持って怜君に差し出し、仕方なくビート板を使うことになった





「それじゃ……」


「特訓開始ー!!」





渚は1番先に海に入って行ってしまい、怜君はその後を追う。
私と遙も入ろうとしたがじっと海を見ている真琴の姿を見て立ち止まる





『真琴……』


「………心配ないよ、大丈夫だって。俺たちも行こう」





微笑んで言うと真琴は海に入っていった





ひたすら泳ぎ、海から上がると走り、また海に入って泳ぐ。
途中洞窟の中に入ったりして綺麗だった






「はぁ…はぁ……こんなに遠泳が…キツかったとは…はぁはぁ…」







元の島に戻るともう夕焼けになっていた。怜君は肩で息をしながらそう言った






『ふぅー…良くがんばったよ、怜君!』





ポンポンと肩を軽く叩いて微笑んでみれば怜君は顔を真っ赤に染めた






「この合宿が終わればきっと僕たちめちゃくちゃ強くなってるよ!」





県大会で勝ち、次に地方大会で記憶を出せば全国大会!私は女1人だから出られないが。







「実績残せば、部費も増えるし!冬は事務のプールで泳げるようになるよ!」


「だといいな」


『泳ぎ放題だね!!』


「そうだよー!」






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