ミズノオト

□4話
3ページ/4ページ







____一方、遙達は。




「ハルちゃん!蒼ちゃんが凛ちゃんとデートってだよ!?」


「………知るか。」


「もぉー…いいなぁ、凛ちゃん」


「まぁ、久しぶりに会うんだし、仕方ないよ」


「僕も今度誘ってみようかなぁ…」











『こんなお店あったっけ?可愛い〜っ…入ろうよ!』


「こんなお店のどこがかわいいんだ…?」


『女の子にしか変わらない可愛さ!』


「お前………女だったっけ」


『真顔はやめようぜ。さすがに傷つく。』


「冗談だ、入るぞ」






ふっと鼻で笑うと私の手を引っ張って中に進んだ





『凛!こっち向いて』


「あ?なんだよ」


『ぶっっ』





振り返った凛に可愛らしい猫耳カチューシャを付けてみたが何故か………笑える。





『に、似合ってるよ…くくっ』


「お前なぁ……」


『ひいっ、ごめんなさいぃい……ぷっ』


「謝る気ねぇだろ。これはお前がつけろ」


『えー、私が付けても面白くないじゃん』


「いいから付けろ……………やっぱ付けんな」


『なんでやねん!?』





凛が私に猫耳カチューシャを付けて、しばらく見つめあってると猫耳カチューシャを外してどっか行った。

………そんなに猫耳カチューシャが似合わなかったのか、私。








「(っ…可愛すぎんだろ)」


『りーんちゃーん?』





お店を出てみるとすぐ横に凛が片手を顔に当てていた





「もう終わったのか?」


『うん。凛がどっかに行っちゃうんだもん』


「…わりぃ」


『別にいいよ!次行こ、次!』








凛の手を引っ張り、色んな所をまわって、偶然愛しきマイハニー似鳥きゅんに会ったり似鳥きゅんに会ったり似鳥きゅんに会ったりした←






.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ