ミズノオト
□1話
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『ん…?』
しばらく抱きしめ合ってる(遙が離してくれなかっただけ)と、イケメンな眼鏡君と可愛い子ちゃんが視界に入った
「こ、こんにちは…」
へらっと笑った可愛い子ちゃんに思わずストライク
『何この子!?お持ち帰りしていい!?!?』
「えええぇぇっ!?」
「あの、この人は誰ですか?」
「昔一緒にスイミングクラブに通ってた蒼ちゃんだよ!」
『星野蒼でーすっ高校2年生!蒼でいいよー!」
可愛い子ちゃんを抱きしめながら眼鏡君に自己紹介した
「竜ヶ崎怜1年生です。よろしくお願いします」
『よろしく!怜君!….君は?』
「ま、松岡江!1年生ですっ」
『松岡江……凛の妹?』
「あ、はい!そうです」
『うわ、江!?…江!!久しぶりぃぃ!!大きくなったなぁー!』
「久しぶりです!蒼先輩っ」
江を再びぎゅっと抱きしめると抱きしめ返してくれた
『つーか……寒っ!!』
「僕のジャージ貸してあげる!」
『ありが……ふぇくしょうっ!』
話してる間ち水着が乾いちゃった。
ブルっと体が震えて、両腕をさすると渚がジャージを肩にかけてくれた
「可愛くないくしゃみだな」
『うるせーやいっ!…ぶわっくしょいっ!』
「濡れたままだからだよ…ほら、着替えてきて」
『ふぁーい…』
真琴にそう言われ、脱ぎ捨てた服を拾うと着替え室へ着替えに行った
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