嫌われちゃった☆
□七話
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_柳視点
「・・・大丈夫か?」
俺は何故ああ言ったのかがわからない
『!!・・・僕に、近づかないで・・・ごほっ・・・ください』
明智一瞬ビクッと肩を震わせ、腹を押さえながら部室を出た
「・・・俺は、何を考えてるんだ・・・」
悪いのは黒崎のはず、だが何かが引っ掛かる・・・
「・・・」
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『あ"ー・・・』
頑張って屋上まで歩いた。
やっぱり屋上が一番落ち着く
___ガチャ
赤也「先輩いた・・・って先輩!?」
入ってきた切原くんはすぐ僕に駆け寄った
赤也「なんか顔色悪いっスよ!?それに、その傷・・・」
『大丈夫ですよ』
心配かけないようにニコっと微笑みかけ、屋上を出ていこうとしたら
『あっ・・・』
体の力が抜け、倒れる
赤也「黒崎先輩っ!」
・・・のを切原が受け止めた
『すみ、ま・・せん・・・・』
そのまま僕は意識を失ってしまった
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