嫌われちゃった☆

□一話
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___放課後



やっと放課後になった。
ぶり子はずっと僕に近づいてきて学校案内してとかお昼食べようとか言ってきた

…疲れた。



『(部活行こ…)』



教室を出て部室に向かおうとした……が。



姫野「あのぉ〜鏡夜く〜ん?」



ぎゃああああっ!!現れたああああああ!!←



丸井「俺先に行ってるぜぃ?」



隣にいたブン太くんはそう言うと去っていった



『姫野さん?……どうしたんですか?』



姫野「桃でいいよぉ♪」



『わ、わかりました……』



絶対に呼びません、ブリ子。



姫野「(んもう、照れちゃって♪)」



『それで、なんですか?』



姫野「そのぉ〜……」



なんかくねくねし始めた

早く用事を言ってくれ。
そしてくねくねするな!気味が悪い!!



姫野「話があるのぉ!一緒に来てぇ?」



『いいですよ……』




ぶり子が歩くとその後ろに着いていった







着いたところは屋上



『それで、なんですか?』


姫野「うん・・・あのねぇ・・・」



またくねくねし始めた



姫野「桃ぉ、鏡夜くんが好きなのぉ〜!」



・・・は?(゚▽゚)



『え?』



姫野「鏡夜くんが好きなのぉ!」



『へ、へぇー・・・』



よく告白はされるけど・・・これは何故か驚いた

・・・だって今日会ったばっかだよ?



姫野「だからぁ、桃と付き合ってぇ?」



おいおいおいおいおいおi((((



『えーと・・・付き合うのは無理ですな・・・?』



なんだか日本語が変だかぶり子がうつむいて無言になった



姫野「・・ん・・・よ」


『桃さん、どうしました?』


姫野「・・・なんでよ!!!」



ぶり子は顔を上げると僕を睨んできた



姫野「桃は可愛いのにぃ!!」



えーーーー。



姫野「鏡夜くんなんて嫌われてしまえっ!!」







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