大切な記憶
□2話
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『遙さんっ真琴さん、凛さん!外ですよ、外!』
今日は待ちに待った退院の日。
「あんまはしゃぐと転ぶよ?」
『わわっ』
「##NAME1##っ!」
周りばかり見ていたせいでつまづいて転んでしまった。
「大丈夫か!?怪我は…」
『へへっ…大丈夫ですよ!』
「さっそく転んでんじゃねぇよ!」
遥さんに立たせてもらい、凛さんは私の服についてた泥をパタパタ叩いてた
「あっはは、相変わらずドジっ子だね」
『むぅ…ドジじゃないです!転んだだけです!』
「ふふっ。はいはい」
『あ!ちゃんと聞いてませんね!?』
真琴さんは笑顔のまま私の話を流して歩き始めた
「##NAME1##、行きたい所はあるか?」
『うーん…あ!渚さんの所に行きたいです!』
「そういえば##NAME1##が目覚めてからまだ会ってないね」
『はい!ドッキリです!』
ということで渚さんの家に行くことになった
___ピンポーン
渚くんの家であろうお宅のインターフォンを鳴らすとすぐにドアが開いた
「あれ、ハルちゃん達!?なんでここに…って、##NAME1##ちゃん!?」
『こ、こんにちは…』
「本当に…##NAME1##ちゃん…?」
『はい、そうですよ』
「うわぁああぁんっ!!会いたかったよぉぉうっ!!!」
中から出てきた渚さんであろう人物は泣きながら抱きついてきた
「ぐすんっ…##NAME1##ちゃぁ〜ん」
『はい』
渚さんが離れるまでずっと背中を撫でてた
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