ミズノオト

□4話
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日本に帰ってきてから約3週間が立ったある日、凛からメールが来た
内容を見てみると




"明日学校ないだろ?良かったら2人でどっか行かねぇか?"




だった。
もちろん行く!と短く返事を返し、うきうきワクワクな気分





『あっはは、早く会いたいなぁ〜…いでっ!』


「……何してんだ」


『ちょ、へるぷ』





ベッドでゴロゴロ転がってるとそのまま床に落ちてしまった。

ちょうど部屋に入ってきた遙に助けを求めると引っ張り上げてくれた





『あのね、明日凛と会うんだ〜!』


「………あっそ」





なんだが少し不機嫌になって部屋を出て行った
……何しに来たんだ。









『いってきまーす!』





そして待ちに待った凛と遊ぶ日。ばっちりファッションを決めて元気良く家を出た





「あれ、蒼?」


「蒼ちゃんだー!どっか行くの?」


『凛と会うんだ!』


「そ、そうなんだ…」







家を出て少し歩いた所にばったり渚と真琴にあった






「渚達は?』



「僕たちはこれからハルちゃんの 家に行くんだ」



『そうなんだ!なんかあいつ不機嫌なんだよなぁ…話しかけても無視するし…』


「まぁ、仕方ないよ…」






ね?と渚にそう言うと渚はうんうんと頷いた






『なんでぇ…まぁいいや、いってくる!』


「うん、いってらっしゃー…い」





渚達と別れ、早足で待ち合わせ場所へと向かう





「マコちゃん…あれってさ……」


「デート、だよね…」





はぁー…と2人はため息をついしょんぼりと遥の家に向かったのであった





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