ミズノオト
□2話
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『んぅ…….!?!?』
「はよ。」
『ぎゃぁああああああっ!』
「待て」
目を覚ますと、遙の顔がドアップだった。心臓に悪いよ!イケメンだよ!!ちくせうっ!!と急いで遙から離れたが、引っ張られ再びベッドへ逆戻り
「…熱ある」
『うそん。そんなわけな…ありますね』
自分のおでこを触ってみると確かに熱あった。誰だよ、馬鹿は風邪引かないって言うから私は馬鹿じゃないって事がわかっt「馬鹿。」
『ひでーなおい。つーか、なんでいるんだよ!』
「起こそうとしたら引っ張ってきて抱きしめられたからだ」
『あ…はい。なんか、すんません…」
「とりあえず、今日は休め」
『はい?初日に休んでど「休め」…………はい』
睨み合っていたが、遙に勝てず休むことになった。
そしてじゃ、と言うと部屋を出て行った
「蒼!風邪?大丈夫?」
『うす。』
数分後、迎えに来たらしい真琴が部屋にやってきた。お粥と薬をもって。
「ちゃんと食べるんだよ?」
『やだ。食欲ないもん』
「食え。」
「ハルが作ったんだよ」
いつの間にかそこにいた遙が私を見下ろしながらそう言った。遙が鯖以外作るなんて以外←
「うー…わかったよ、後でちゃんと食べる」
「あと、薬も飲んでね」
『へーい、それより2人とも急がないと遅刻するよ?』
「そうだね…ちゃんと寝るんだよ?」
『はーい』
何かあったら電話してねと言い残すと、遙と一緒に部屋を出て行った
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