嫌われちゃった☆
□六話
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??「鏡夜・・・」
少し小さいけど誰かが僕の名前を呼んでいるような気がする
仁王「鏡夜!」
『っわ!雅治!?・・・どうした?』
目を開けると目の前には雅治のドアップ
仁王「それはこっちの台詞じゃ。大丈夫か?」
『え、何が?』
仁王「結構うなされてたぜよ」
『うなされてた・・・?』
いつの間に寝てしまったんだろう
『・・・僕寝言とか言ってた?』
仁王「あぁ、やめてとか痛いとか言っとったぜよ」
僕の隣に腰を下ろしながら雅治は言った
『・・・まじか。』
仁王「のう、鏡夜」
『はい?』
突然雅治が真剣な表情になった
仁王「・・・昔、なんかあったんか?」
『え・・・なんで?』
仁王「何もないならいいが・・・良かったら話してみないかの?いやじゃったらいいが・・・」
『・・・雅治になら、言ってもいいな』
空を見上げながら僕は呟いた
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