嫌われちゃった☆

□三話
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『よっしゃ、誰もいないー』



保健室の中には誰もいなかった。
鞄を置くとウィッグを取り、服を脱ぎ始める



『うわっ・・・めっちゃ濡れてんじゃん・・・』



シャツがほとんど濡れているがサラシは濡れていない



仁王「鏡夜か?・・・!?」

『ん?雅治じゃないか〜』



雅治がベッドのカーテンから顔を出して、僕を見ると驚いた
・・・てかいたのかよ!!



仁王「まさか本当に女だったとはのう・・・」



僕をまじまじと見る雅治。



『見るな。そして後ろを向け。』


仁王「あぁすまん・・・」



雅治は顔を少し赤くし、後ろを向いた



『あ、いつ女だってわかってたの?』


仁王「最近じゃ」


『へぇー・・・ああぁぁああぁあぁあぁ!!!』


仁王「どうした?」


『体操着教室だった・・・ってことでジャージ貸せ。』



雅治のジャージを奪い、教室にある体操着を取ろうと教室に向かった







そして現在教室の前。



『(あ、また濡れたらどうしょ・・・)』



ちなみに今の格好は学校のズボンに雅治のジャージで自分の本物の髪。(本物の髪ってなんだ)



『怪しすぎるぅー!』



雅治に頼めば良かったと思ったがもうここまで来たし・・・



『(入って、取って、出る!)よし。』



一回深呼吸をし、ドアを開ける



丸井「また来たのk・・・え?」



僕を見た人は驚いてる
まぁ、この格好だから仕方ない



『ちょっとごめんね』



女声で言ってロッカーにある体操着を取る



姫野「(・・・誰かに似てるわ・・・)」


幸村「それをどうするつもりだい?」


『・・・さぁ?』




ニコっと微笑みかけ教室を出た




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