君と見るキセキ

□第8Q
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『決まったーーー!!!3P!!順平先輩格好いいーーーー!!!』






海常に再び、焦りの表情が浮かび上がる。
黒子が居なくなったことにより、誠凜は失速していくと思われた。
にも関わらず、失速する気配を見せない。







「あいにく、ウチは1人残らず・・・・諦め悪いのよ」




「優しい時は並の人!!スイッチ入るとすごい!!けどこわい!!二重人格クラッチシューター 日向順平!!」

「ざまぁ」

『急に紹介始まった!?まあ、私はスイッチ入ってる先輩の方が好きです』


「冷静沈着慌てません!クールな司令塔!かと思いきやまさかのダジャレ好き!伊月俊!!」

「サロンパスで・・・ナイスパス。やべぇ、キタコレ」

『なんて言うか、本当に残念なイケメンですよね・・・』


「仕事キッチリ縁の下の力持ち!でも誰も声聞いたことない!水戸部凜之助!!」

「・・・」

『誠凜である意味一番まともな人かも知れませんね』


「何でも出来るけどなんにも出来ない!Mr.器用貧乏!!小金井慎二!!」

「ひで〜・・・」

『ウチのマスコットキャラクターみたいな人ですね!』





「・・・・」





個性豊かな面々の紹介を、リコが声を張り上げてする。
その様子を見て、火神はいろんな意味で言葉を出せないでいた。







   
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