共同企画!
□それから
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ようやく生徒会室から退室できた私たち。
「すまない、秀麗、珀明。…俺が至らないばかりに」
確かに、この学園の生徒会は仕事が多いことで有名。…それはひとえに生徒が信頼され、事務員の行うような仕事まで回ってくるからなのだが。
「お前たちの自由時間を削るようなことになってしまったし」
「絳ゆ…会長!そんなこと、気になさらないでくださいっ」
噛み付かんばかりの勢いで絳攸先輩の謝罪を止める珀明。…そういえばこの子、『絳攸さまファンクラブ』の会長だったわね。なるほど、この勢いも納得できる。
「会長のそばで働けるなら、僕は寿命を削ってもかまいませんむしろ大歓迎です」
「…死なれたら困るのだが」
一息でまくし立てた珀と、苦笑いを浮かべる絳攸先輩。
―そんなふたりを見守る人物みんな、鋭い視線で珀明を睨んでいたとか、いなかったとか。
***
「楸瑛!!秀麗が生徒会に入ったというのは本当か!?」
劉輝が聞いてくる。まったく、予想を裏切らないんだなぁ。
「楸瑛さん、ぜひ私も詳しく聞きたいのですが…」
やっぱり、か。私はため息をついてふたりを見る。
「秀麗姫を会計に、珀明くんを書記にする、と楊修先生がおっしゃって」
ふたりは黙って十字を切った。…何を想像したのかまでは分からなかったけれど。
「楸瑛さん、その書記の少年はたしか…」
「『学校創立以来の秀才、李絳攸生徒会長を愛し敬う会』通称絳攸さまファンクラブの会長だな」
…なんだそれは。色々と想像を超えすぎていた。会長選挙のときから男女からの人気は高いと思っていたけれど。ここにはいない絳攸にたずねる。
「…絳攸、君は一体何をしたんだ?」
「…さぁ」
「まぁ、あれだけの才と容姿ですからね…」
「楸瑛、頑張るのだ!」
――藍楸瑛は仲間、"ムラサキ兄弟"をゲットした!!――
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いろいろテンション・文脈乱れててすみません…。深夜テンションバンザーイ!\(^o^)/
妄想☆爆発です。珀!ヘンタイにしてゴメンっ…。でも楸瑛が「ら、ライバル…!?」って思うのとかもやりたいです(笑)