gift
□挨拶の時間
1ﾍﾟｰｼﾞ/1ﾍﾟｰｼﾞ
「明けましておめでとうございます、殺せんせー」
「おめでとうございます、渚くん。冬休みはどうでしたか？」
「楽しかったけど･･･学校、あった方が楽しいです」
「そうですか。それは嬉しいですね」
僕の担任はタコみたいな触手を持ち、月を破壊して来年には地球も破壊するらしい、謎の生物。
そして、とってもいい先生。
「今年こそ、絶対暗殺しますから！」
「ヌルフフフ･･･楽しみですねえ。皆さん、時間が経つにつれて立派な暗殺者になっていっていますから」
可笑しくて、非日常で、僕らに地球の未来がかかってるなんてイマイチ実感がわかなくて、でもその日々が日常になって。
「暗殺の自信のほどは？」
「絶対成功できると思います」
特にこれといった理由はないけど、なんとなく溢れてくる自信。
大丈夫、大丈夫。
僕たちは絶対に、この先生を殺れる！
「今年もよろしくお願いします、渚くん」
「こちらこそお願いします、殺せんせー」
―――ヌルフフフと、先生は笑った。
―――――
明けましておめでとうございます
SSです。おまけにもういっこS付けたいくらいの短さ←
今年もよろしくお願いします
暗殺教室アニメ楽しみですねえ(*´ω｀*)