毎日お題
09/05(Thu) 20:31
68.ライクなのか、ラブなのかということ
雪乃
※暗殺教室/カル+渚でカルマくん視点
最近、自分がおかしい。
というのも、クラスメートであり友人である『あの子』のことを、気が付けばいつも考えてしまっているのだ。
華奢で色白な身体、空よりも澄んだ色をしていて、小動物のように結われている髪、無邪気で愛らしいとまで表現できるような笑顔…。
もちろん、第一印象は「可愛らしい子だな。」ではあったが、普通の友人同士として付き合ってきた期間は短いわけではない。
それなのに、自分は、いったい。
「どうしたんだ…?」
いつからこんなに君のことを考えるようになった?
誰も話しかけてこない朝に、あいさつしてくれたときから?
彼が苦手だという理科の勉強を教えたとき、笑顔でお礼を言われたときから?
・・・っていうか、そもそも、この気持ちはライク? それともラブ?
と、そのとき。
「おはよう、カルマくん。」
「えっ…あ、おはよう、渚くん。」
君ににっこり笑顔であいさつされたから。
(ああ、そうか。)
――この気持ちは、もしかしたらラブかもしれない!
間が空いてすみませんでした…。
カルマくんは大人びているけど、渚くんに対して時折年齢相応の仕草を見せてたらいいな♪
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