*夢の入口*

□プーさん
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その後も総司先輩から誘われる事が何回かあって、その度にはじめ君の家に行って、はじめ君ともカナリ仲良くなれた。


初めて総司先輩に誘われた時は緊張しすぎて気付いてなかったんだけど、総司先輩の車内装は、プーさんばかりで可愛い♪

意外と可愛い趣味してるんだなーなんて思って、ただ思った事を口に出した。



『ふふっ。総司先輩の車、プーさんばかりで可愛いですよねー♪』


「あぁ…彼女がプーさん好きなんだ。」


『……………。』



私、プーさん嫌いになったよ。
今瞬殺だったよ。

誘われる事も増えたから、実はもう彼女と別れてるんじゃないかな…とか勝手に思い始めてた。
だから素直に一緒にいて嬉しいと思ってた。

一気に現実を目の当たりにして、それ以上言葉を発する事が出来なかった…

彼女いるのに、何で私と遊ぶんだろう…

総司先輩にとって、私って何なんだろう…

もう何が何だかわからなくなって、総司先輩の事をよく知ってるはじめ君に聞いてみようと思った。
 

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