*夢の入口*
□相談
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翌日、千鶴に話を聞いてほしくて会う事になった。
「話って、何かあったの?」
『それが、昨日総司先輩から連絡があって…』
「えっ?!」
『ビックリでしょ?私もビックリした。』
「総司先輩は何て?」
『一緒に遊ぼう的な…』
「えぇーっ?!それで、遊んだの?」
『遊んだってゆーか、総司先輩の友達の家に行った。』
「会ったんだ?」
『うん。緊張してうまく話せなくて、総司先輩の友達とばっか喋っちゃったんだよね…そしたら帰りに総司先輩の機嫌が悪くなっちゃって、その友達の事が好きなの?とか言われて…』
「………。」
『そこはきちんと否定したはいいんだけど…何か、総司先輩は私が総司先輩の事好きって思ってるかも…?』
「…………。まず、サチは総司先輩の事どう思ってるの?」
『彼女いるから、好きになりたくないって思ってる。』
「それって、もう好きなんじゃ…」
『ダメ!!好きって認めたら歯止め効かなくなるから!』
「…………。で、そもそも総司先輩が怒る意味がわからないよね。彼女いるんでしょ?サチが自分の友達と仲良くしてたからって、怒る意味がわからない。」
『君は僕の事が好きなんじゃないの?的な感じなのかな?てか、もしかして…嫉妬とか??』
「第三者的にはそう取れるよ。」
そうなのかな…
私、少しは総司先輩に気にかけてもらえてるって事でいいのかな…