鳴門高校【夢小説】
□私立鳴門高校〜粘土と造形それから大学〜
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昨日はどうも先生達の研修会があったらしくって特に授業という授業をしなかった。
第一、4時限目までしかなかったからね。
それにどうしてか2時限目の途中で校長先生に呼ばれて、忍の先生のことについて教えてもらった。
一生懸命聞いたけど、ほとんど自分から調べちゃったから先生のことはみんな知ってた。
その日はそれで学校が終わってしまった。
だからクラスのことは、少ししか覚えてない。
ラーメンが好きなナルト君、実家がお花屋さんって言ういのちゃん。
いっつも赤丸っていう大きな犬をつれてるキバ君、クールでみーんなからモテてるサスケ君。
そのサスケ君が好きな香燐ちゃん。
そして我愛羅!!
やっぱり我愛羅が一番かっこいい!
改めて惚れ直しました。
でも我愛羅は私のこと気づいてなかったみたいだったなぁ・・・。
まあ話してみないとわかんないけどね。
さて、現在早朝7時45分。・・・うーんちょっと早く来すぎたかな?
1−2の教室。よーし、一番乗りだ・・・?
あれ?誰かいる。
えーっと確か・・・。
「デイダラ?くん、おはよう。」
・・・あ、聞こえなかったのかな?
ん?ていうかデイダラくんの机にあるものは何?
粘土・・・紙粘土かな。
「よし!完璧だ、うん!」
瞬間、彼と目があった。
「・・・あ、転校生の・・・なんったっけ?うん。」
「黒猫、幻夜黒猫だよ。」
「ああ、そう、黒猫だったな、うん。」
そういうとデイダラくんはまた粘土のほうに集中し始めた。
・・・話しかけたいけど、すごい集中してるみたいだからやめておこう。
私はデイダラ君の前を通って窓側ー番後ろの自分の席に座った。
・・・デイダラくん、綺麗な髪だな。
長く伸ばした見事な金髪を、ー部頭のてっぺんで結んでる。
いいなーあんな金髪。
そう言えば瞳もまっ青で綺麗だった。
デイダラくんを見ながらそんなことを思った。
ふと、視線は空へと向く。
(デイダラ色・・・。)
5月の澄んだ空が私の目いっぱいにひろがった。
私の手は通学力バンへと伸びる。
とりだしたのはキャンパスノート。
と色鉛筆。
さて、描こう描こう。