サスケ長編【夢小説】

□第5話
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カ「三人とも、忍者をやめろ」






ナ「忍者やめろってどーゆーことだよォ!!そりゃあさ!そりゃあ!確かにスズ取れなかったけど!
  なんでやめろまで言われなくちゃなんねェんだよ!!」

カ「どいつもこいつも、忍者になる資格もねェガキってことだよ」



『サスケっ!?』



納得行かないのか、カカシ先生に向かって走り出したのはサスケ。





ナ「あ!」
サ「サスケ君!!」


次に瞬きするときにはもう、サスケはカカシ先生の下にうつ伏せになっていた。


『サスケ!?(サスケがあんな簡単に…!)』


サ「!!サスケ君を踏むなんて、ダメー!!!




ギリっと歯を食いしばるサスケ。





『サスッ「お前ら忍者なめてんのか、あ!?
何の為に班ごとのチームに分けて演習やってると思ってる」


サ「え!?…どーゆーこと?」
ナ「!」



カ「つまり……お前らはこの試験の答えをまるで理解していない……」

ナ「答え…!?」


カ「そうだ、この試験の合否を判断する答えだ」

サ「だから………さっきからそれが聞きたいんです」






協力すること…忍者は必ずしも独りでは任務をこなせない…


サ「え?」

…私が言えば良かったのかな?そしたらこんなことにならなかったのかな?



カ「そうだ、チームワークだ」
「「「!」」」
カ「4人でくれば…スズを取れたかもな」






サ「(…って…ちょっと待って!)なんでスズ3つしかないのにチームワークなわけェ?
  4人で必死にスズとったとして一人我慢しなきゃなんないなんて、チームワークどころか仲間割れよ!」



カ「当たり前だ!これはわざと仲間割れするよう仕組んだ試験だ」

ナ「え!?」



カ「この仕組まれた試験内容の状況下でもなお自分の利害に関係なく、チームワークを優先できるものを選抜するのが目的だった」

ああ、やっぱりそうだったんだ…もっと早くにみんなに言っていればこんなことにならなかったのに!
なんか涙出そうだよっ、ごめん皆…!
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