男子高校生の日常   短編

□ヨシタケ姉…
1ページ/2ページ

俺は三カ月くらい前に彼女に告白した。
名前っていう、文化祭でたまたま来ていた彼女に一目惚れした。
 もちろん、姉と同じ高校ってことも知らなかったし、彼女のことは何も知らなかった。
でも、名前は分かっていたのが幸いだった。
 もちろん、相手も俺のことを知らないし、姉の弟だってことも知らないだろう。
でも、彼女のことが頭から離れなくて、彼女のコトしか、考えられなくなって、苦しくて、相手が俺のコトを何も知らないのが、どうしようもなくて、2人に相談することにした。
ヨシ「なぁ、お前らは、〖恋〗ってしたことあるか?」
ヒデ「あぁ?どうしたヨシタケ。熱でもあんのか?」
タダ「ッ!お前まさか…」
ヒデ「相手は誰だ!?」
なぜ、人の恋路にそんなに必死になる。
でも、真剣に考えてくれてるみたいなところが嬉しかったりする。
ヨシ「中央高校の同い年の、苗字 名前って女の子…」
ヒデ「ってマジだったのかよ!」
タダ「中央高校って言えば、俺の妹も通ってんな…」
ヒデ「お前の姉に情報収集頼めば?」
ヨシ「ばばばばばバカ野郎っ!頼めるわけねぇだろっ!」
恐ろしい…金取りそうだ。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ