She doesn't like baseball.

□第2話
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次の日、俺は情報網が多い奴...浜田に昨日思ったことを聞いてみようと思った。思っていたのに...


10分前...

朝練を終え、珍しく浜田今日は朝練出ねぇんだな...と思っていただけだったから、急いで教室に戻って浜田に聞いてみよう...そう思い教室に入った。

けど...


「あれ?いねぇじゃん。」

なんだよ遅刻かよ。そう思っていた...

が...


ー10分後 HRー


「今日は浜田が休みだー」

...と、先生が言った。

(は!?)

...今なんつった?

「浜田休みなのかぁー」

と、席がちょっと近い田島から聞こえてきた。

(は!?)


休み...だと!?


チッ

「アイツ、マジ使えねぇ〜」

と、小声で独り言を言った。


そして、HRの終わった後の休み時間。

「はぁー...1時間目から英語かよ。」

今日はもう全くと言っていいほど気分が乗らない日だ。
ま、仕方ねえけど。

あ、英語ってなんか課題なかったっけ?ヤベェッ!単語の意味調べてねえじゃん!!


...今日はつくづくついていない日だ。
課題があったことなんかすっかり忘れてたよ。

ハァッ
電子辞書、持ってて良かった。


キーンコーンカーンコーン

(フゥ...終わったぁ...)

チャイムが鳴った直後に終わった単語調べ。電子辞書っていいな。ということを思う俺。何なんだ一体。


英語の授業中、神崎が指された。スラスラと英文を読んでいる。発音良すぎだろ。
俺は英語なんか苦手だ。もうこれ、言葉じゃねえだろ。
つーか、早く終わんねーかなぁ?

...と、くだらないことばかり考えている。
けど、割と真面目に授業を受ける。

チラッと視線を田島にやると...

(アイツ、寝てんじゃねえか。)

だからバカなんだな。

(三橋は...?)

あ、起きてる。三橋はちゃんと授業は受ける。けど、バカだよな。


ポンッ

(え?)
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