MINHO

□Head on the lap
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いたたまれず、戯けて冗談にしてしまおうとしたら、チャンミンがベッドに乗り、俺の太腿に頭を乗せ横になった。

「ありがとうございます。」


見上げてはにかみながらお礼を言ってくれる。


「おぉ、どうぞ寛いで下さい。チャンミン、誕生日おめでとう。チャンミンと一緒に居れて幸せだよ。」


チャンミンのふわふわの髪を触った。


「ふふっ、僕も幸せですよ・・・愛してますよ。」


チャンミンの誕生日なのに俺が幸せな気持ちに包まれてしまう。


「お、俺もあ・・・愛してるよ。」


「ははっ、相変わらず、僕の前だとどもりますね。まぁ、僕が貴方の特別って感じられるので、良いんですけど。」




「・・・・・・、ぅん、そういう事ですよ。」




バレバレなんだな・・・、そりゃそうか、こんだけどもりまくってたら。


恥ずかしくて、両手で顔を覆ってしまう。



顔に熱気を感じ真っ赤になってしまう。

いつも、毒舌だからたまに甘い言葉を囁かれるとどうも、恥ずかしくてたまらない。


そんな、あたふたしてる俺を眉を八の字にして微笑むチャンミンは、ぐるりと寝返った。



「あっ・・・。」


思わす吐息が漏れる。


その、頭を乗せた位置が微妙過ぎて・・・。



チャンミンの唇が、その・・・俺の股間に当たってるから・・・。

俺の吐息を聞いて、ニヤリと笑うと、息を思い切り吹きかける。

生温かい息がかかり、ぞくっと身体が震える。



「チャ・・・、やめ・・・。」


「もう、一つ誕生日プレゼント貰っていいですか?」


そう言うと、俺の返事を待たずに、パクリと俺の性器をズボンごと、口に含んだ。


「はっ・・・、う、うん・・・。どうぞ、俺をた、食べて・・・?」



チャンミンが昔見ていたエロ動画に出てきた女優さんが言ってた言葉を言ってみた。




「ふふっ、はい、丁重にいただきます。」




「あっ・・・チャ・・・好きっ・・・。」











明日の朝、俺は、自分の言った事を大きい後悔するなんて事、今の俺はまだ知らない。





fin
.
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