MINHO
□Head on the lap
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「はっ?」
ああっ・・・失敗した・・・。
穴があるなら入りたいっ・・・。
この寒い沈黙が辛い。
「・・・、膝枕します・・・。」
ぽんぽんと叩いた両手のやり場が無く、俯き、虫が鳴くような声で呟いた。
別に楽したいとかじゃない。
俺だって、ずっごく考えたんだっ。
何が良いのか・・・。
だけど、いいプレゼントを思い浮かばなくて・・・。
俺が前にチャンミンから貰った快眠が嬉しかったから、俺も同じ様に癒しを挙げたくて、考えたら、なんか・・・膝枕が良いって聞いたから・・・。
恥ずかしいけどっ。
俺なりに頑張ったつもり・・・なんですけど・・・。
ちらりとチャンミンを見ると、完全にドン引きしている。
冷たい馬鹿にした眼で俺を凝視している・・・んですけど。
「ははっ、冗「そういう事ですか・・・、じゃ遠慮なく。」
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