*詩*
□orange or blue
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夕暮れ時を伝える鐘が
鳴り響く肌寒い頃
僕の頭上に輝く
ひとつの星を見つけた
明るいんだか
暗いんだか
曖昧なこの時間
ひとりポツンと
黒い海をさまよってる
悲しげな輝き
ずっとずっと
誰かに気づいて欲しかった
そう、言っているように
瞬いて見えた
でも目を凝らして
辺りを見渡せば
ちゃんとある
幾つもの光たち
そんな風に
誰かの想いに
気づいてあげられるような
君は独りじゃないって
教えられるような
そんな人に、なりたい
遥か彼方に消えていった
オレンジ色の茜空が
そう答えてくれたように