*詩*
□君だけの言葉
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僕が生きてきた世の果てには
ありふれた言葉があって
その言葉で
誰かと繋がって
笑い合ってたんだ
だけど
どんなに綺麗な言葉も
汚く聞こえるなら
捨ててしまえばいいよ
なんて
願ってもないことで
苦しみ合ったんだ
僕を傷つけたのが
君の言葉なら
僕は君を傷つけて
いいんだって
ずっと心のどこかで
引きずってたんだ
傷を傷で返しても
なくなる事はないのに
それでも誰の何を信じたらいいか
わからなくて
苦しんだ夜もあった
だけど
その苦しみを消してくれるのも
やっぱり人なのだから
僕は君の言葉を
信じるよ
その先に繋がる
君と僕のために