一話物語

□店員と客
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「彼氏とか、いますか?」

「……は?」

「お友達からでいいので…、」

「ま、待ってください。オレ男です。」

「へ?分かってますけど…。」

「あの、あなたも男ですよね。」

「えっ、女に見えます?」

「そうゆうことじゃなくて!なんで男にアドレス渡そうとしてんですか!しかも彼氏って…、」

「あなたに惚れたんです。」

「は…。ほ、本気ですか。」

「もちろんです。営業スマイルだろうがなんだろうが、オレあなたの笑顔が好きなんです。」

「えっ…と、お、お次でお待ちのお客様こちらへどうぞー!」

「え!?」




店員と客




「しーちゃん、今日は何時に終わる?」

「8時だよ。」

「ん、じゃあしーちゃん家行ってるね。」

「うん。あぁ、洗い物しといてくれない?」

「了解!簡単にご飯も作っとくよ。」

「ありがと。」




君とは店員と客なんて関係だけじゃ物足りなくて




「あの人、前に毎日通ってた人ですよね?」

「そうだよ。それがどうかした?」

「いえ、コンビニ店員って意外な出会いもあるんだなって。」

「あー…、たぶんオレ達は特殊なパターンだけどね、」




――――――――――――
しーちゃん一人暮らしなうの大学生設定です。
お客さんは社会人。

130319

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