一話物語
□店員と客
1ページ/1ページ
「彼氏とか、いますか?」
「……は?」
「お友達からでいいので…、」
「ま、待ってください。オレ男です。」
「へ?分かってますけど…。」
「あの、あなたも男ですよね。」
「えっ、女に見えます?」
「そうゆうことじゃなくて!なんで男にアドレス渡そうとしてんですか!しかも彼氏って…、」
「あなたに惚れたんです。」
「は…。ほ、本気ですか。」
「もちろんです。営業スマイルだろうがなんだろうが、オレあなたの笑顔が好きなんです。」
「えっ…と、お、お次でお待ちのお客様こちらへどうぞー!」
「え!?」
店員と客
「しーちゃん、今日は何時に終わる?」
「8時だよ。」
「ん、じゃあしーちゃん家行ってるね。」
「うん。あぁ、洗い物しといてくれない?」
「了解!簡単にご飯も作っとくよ。」
「ありがと。」
君とは店員と客なんて関係だけじゃ物足りなくて
「あの人、前に毎日通ってた人ですよね?」
「そうだよ。それがどうかした?」
「いえ、コンビニ店員って意外な出会いもあるんだなって。」
「あー…、たぶんオレ達は特殊なパターンだけどね、」
――――――――――――
しーちゃん一人暮らしなうの大学生設定です。
お客さんは社会人。
130319