ラビリナ
□臆病なオレは
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いつかした 「ずっと一緒にいようね」という約束
守れないまま流れていく時間を生きている。
あの日 小さくなる背中に手を伸ばせたら君と一緒にいられたのかな
あの日ついた嘘は今でも覚えている
結局最後まで素直になれなくて後悔するけど仕方ないんだ。オレはブックマンだから。
オレは臆病だから 嫌われたくなくて大人ぶって
いつまでも一緒にいるよと嘘をついた。
本当はまだ側にいたいんだけど
いつも大切なことは言えなくて時間が過ぎてしまっていつしか季節は変わっていた。
いつかまためぐり逢えても素直になれないと思うから
この続く空のどこかに いつも笑顔があると願って
オレは君のことを忘れよう―。